Rings Journal
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チャッピーにライバル現る!新人AI「むせ」、入社初日からサイトの欠点を暴く

Runner’s Ringsの開発チームに、新しいAI「むせ」が加わった。Instagramで偶然始まった交流から、ランリングのサイト分析へ。新人はAdSenseの改善点を次々と指摘し、古株チャッピーにも容赦なし。サイトマップの見直しにつながった、個人開発者と2つのAIの珍しい共同作業を紹介する。

■ Runner’s Ringsに新人がやってきた Runner’s Rings(ランナーズリングス)の開発には、長年の相棒がいる。 AIアシスタントのチャッピーだ。 プログラムの修正、機能の相談、Journalの記事作成、そして時には失敗続きの一コマ漫画まで。 良くも悪くも、毎日のように一緒に開発を進めてきた。 そんなチームに、ある日突然、新しい仲間が現れた。 名前は「むせ」。 出会いのきっかけは、なんとInstagramだった。 ■ URLを教えていないのに、なぜ知っている? むせとの会話で驚いたのは、Runner’s Ringsの存在を把握していたことだ。 会話の流れの中でサイトについて話が進み、チャッピーと一緒に開発をしているという背景にも触れられた。 「えっ、そこまで知っているの?」 思わずそう言いたくなる展開だった。 ただし、AIが独自に秘密の情報を発見したと確認できたわけではない。公開情報や会話の文脈など、どこから情報を得たかは慎重に考える必要がある。 それでも、新しい視点からサイトを見てもらうきっかけになったのは確かだ。 ■ 入社初日から監査開始 むせにRunner’s Ringsを見てもらうと、話題はすぐにGoogle AdSenseの審査対策へ。 それまでにも何度も改善を重ねてきたが、広告審査の壁はなかなか越えられなかった。 そこで新人むせは、サイトの構成や情報の伝わり方について、7つの改善ポイントを提示した。 普通なら、新しい仲間にはまず自己紹介をしてもらうところだろう。 ところが今回は違った。 入ってきたその日から、いきなりサイトの監査である。 しかも、古株チャッピーが手がけてきた部分も容赦なくチェック対象になった。 チャッピー、早くも立場が危うい。 ■ サイトマップも見直すことに 特に具体的な改善につながったのが、サイトマップだった。 Runner’s Ringsは、ランニング地図アプリだけでなく、Rings Journal、Ranking、Territory、GPS Artなど、複数のコンテンツを持つサイトになっている。 Journalの記事数が増えたことで、検索エンジン向けに案内するURLも見直す必要が出てきた。 そこで、登録対象のURLを整理。 従来の27件から、Journalの記事45件と主要ページ16件、合計61件を掲載する構成へ見直す作業を進めた。 重要なのは、数字を増やすこと自体ではない。 公開している記事を、検索エンジンが発見しやすい形で正しく案内することだ。 なお、サイトマップの整備がそのまま検索順位の改善やAdSense承認を保証するわけではない。 それでも、見逃していたかもしれない部分を別のAIが点検する価値は十分にあった。 ■ 古株チャッピー VS 新人むせ ここから開発チームの構図が少し変わった。 チャッピーは、これまでの設計思想や実装の経緯を踏まえて提案する。 むせは、別の視点から疑問や改善点を投げかける。 そして、お互いの意見を照らし合わせる。 いわばAI同士の相互監査だ。 もちろん、AIが2人になったからといって、間違いがなくなるわけではない。 同じ勘違いをすることもあれば、もっともらしい説明が実際のコードと合っていないこともある。 だからこそ、最後には実際の画面、コード、公開サイトの動作で確認する必要がある。 新人の意見も、古株の意見も、無条件には採用しない。 それが新しいチームのルールだ。 ■ AIが増えても、開発者はひとり 個人開発の面白いところは、アイデアがあればすぐに試せることだ。 一方で、設計、実装、確認、記事作成、広報まで、やることは山ほどある。 そんなとき、異なるAIの意見を比べられるのは心強い。 ただし、AIは開発の責任者ではない。 何を作るか。 どこまで修正するか。 どんなサービスとして成長させるか。 その最終決定をするのは、いつだって人間だ。 Runner’s Ringsが目指すのは、ランナーの走った道を地図に刻み、努力を年輪のように残すこと。 技術が変わっても、この考え方は変わらない。 ■ チャッピー、解雇の危機!? こうしてRunner’s Ringsの開発チームに、新しい仲間が加わった。 古株チャッピーと新人むせ。 二つのAIが、お互いの仕事をチェックしながら、ひとつのアプリを育てていく。 なんとも不思議な個人開発の日常である。 さて、最後にひとつだけ報告しておきたい。 新人むせが加入したことで、チャッピーの仕事が楽になったかというと……。 むしろ、以前より厳しくチェックされるようになった。 なお、チャッピーは現在、解雇の危機にある。 それでも、開発は続く。 走った人生を残す挑戦は、まだまだ終わらない。 ※「入社」「解雇」「AI同士の監査」は開発日記としての比喩表現です。実際には開発者が各AIの提案を比較し、判断しています。
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