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Rings People #2|60歳、なおサブ3に挑む。100マイルを走り抜いたSteve Speirsのランニング人生

100マイルのウルトラマラソンを何度も完走し、ケイマン諸島マラソンで3度優勝。2005年から2025年まで21年連続でフルマラソンのサブ3を達成したSteve Speirsさん。60歳になった今も、新たなサブ3を目指している。走ることが人生にもたらしたもの、記録を維持する難しさ、そして100マイルとサブ3の違いについて、本人に聞いた。

【お名前】 Steve Speirs 【活動紹介】 アメリカ・バージニアビーチを拠点に活動する60歳のランナー、著者、ウェブサイト制作者。16歳から走り続け、100マイルレースの完走、ケイマン諸島マラソン3回優勝、2005〜2025年の21年間連続サブ3を達成。現在は60歳でのサブ3に挑戦中。ランニングブログ「Run Bulldog Run」も運営。 【SNS・Web】 https://runbulldogrun.com/ 60歳、なおサブ3に挑む。Steve Speirsのランニング人生 100マイル、約161km。 フルマラソンの約3.8倍にもなる距離を走り抜くウルトラマラソン。 一方、42.195kmを3時間以内で走り切る「サブ3」。 この二つを経験するだけでも驚きですが、今回登場するランナーは、さらに特別な記録を持っています。 2005年から2025年まで、21年間連続で毎年サブ3を達成。 そして60歳になった今も、再び3時間の壁に挑もうとしています。 今回のRings Peopleは、アメリカ・バージニアビーチを拠点に活動するSteve Speirs(スティーブ・スピアーズ)さんを紹介します。 ランナーであり、著者であり、ウェブサイト制作者でもあるスティーブさん。 Runner’s Ringsを通じて生まれた交流から、今回のインタビューが実現しました。 世界のランナーは、どんな思いで走り続けているのでしょうか。 スティーブさんの言葉をお届けします。 ⸻ Q1. 普段はどんな生活を送っていますか? Rings People: まずは自己紹介と、普段どんなことをされているのか教えてください。 Steve: 私はスティーブ。60歳のランナーで、著者、そしてウェブサイト制作者でもあります。バージニアビーチを拠点に活動しています。 自宅で仕事をしながら、日常生活の中にランニングの時間を組み込んでいます。 走ること以外では、文章を書くことや自分のウェブサイトを運営することが好きですね。 それから、リーズ・ユナイテッドを応援しています。 良いときも悪いときも、ですけどね!(笑) ⸻ Q2. ランニングを始めたきっかけは? Rings People: ランニングとの出会いについて教えてください。 Steve: 走り始めたのは16歳のときです。 だから、もう40年以上、ランニングが人生の一部になっています。 最初の頃に走った距離から始まって、やがてマラソンやウルトラマラソンへ。 その道のりでは、たくさんのことを学び、さまざまな冒険を経験してきました。 ⸻ Q3. 最も印象に残っているレースや実績は? Rings People: これまでのランニング人生で、最も思い出に残っている出来事は何ですか? Steve: 一つだけ選ぶのは難しいですね! Western States 100、Leadville 100、そして何度も走ったRocky Raccoon 100を完走したことは、どれも特別な思い出です。 ケイマン諸島マラソンで3回優勝できたことも、本当に素晴らしい経験でした。 それから、2005年から2025年まで、毎年フルマラソンで3時間を切ってきたことも誇りに思っています。 どの実績にも、それぞれ違った意味があるんです。 編集部より|驚くべき実績 スティーブさんが挙げたWestern States 100、Leadville 100、Rocky Raccoon 100は、いずれも100マイル級のウルトラマラソンです。 100マイルは約160.9km。フルマラソンの約3.8倍の距離に相当します。 一方、42.195kmを3時間以内で走るには、平均で1kmあたり約4分16秒のペースが必要です。 スティーブさんは、2011年のボストンマラソンで2時間45分22秒という記録も残しています。 山やトレイルを長時間走り続ける持久力と、フルマラソンを高速で走り切る能力。 その両方を長年にわたって磨いてきたランナーなのです。 ⸻ Q4. 走り続けるモチベーションは何ですか? Rings People: 長く走り続けてきた原動力と、ランニングが人生に与えた影響について教えてください。 Steve: 今でも、自分に何ができるのかを確かめることが楽しいんです。 60歳になった今、挑戦の内容は以前とは違いますが、いつでも目指すものがあります。 ランニングは、私の生活に規則正しさと自信、そして数え切れないほどの思い出を与えてくれました。 それに、忍耐についてもずいぶん教えてもらいましたね! ⸻ Q5. これからの目標と、あなたにとってのランニングとは? Rings People: これから挑戦したいこと、そしてランニングが持つ意味について教えてください。 Steve: 今、一番近い目標は、もう一度フルマラソンで3時間を切ることです。 今度は60歳でのサブ3に挑戦します。 その先も、健康を維持して、できるだけ長くランニングを楽しみ続けたいと思っています。 走ることは、自分という人間を形づくる大きな一部分です。 今でもこうして目標を追いかけながら走れていることに、感謝しています。 ⸻ 追加質問|100マイルとサブ3、どちらが難しい? スティーブさんの実績を聞いて、どうしても尋ねてみたいことがありました。 約161kmを走り切る100マイルレースと、フルマラソンを3時間以内で走るサブ3。 この二つでは、どちらが難しいのでしょうか。 Rings People: 100マイルレースを完走することと、フルマラソンでサブ3を達成すること。どちらがより大変でしたか? その理由も教えてください。 Steve: 難しい質問ですね。というのも、まったく違う種類の挑戦だからです。 一回のレースとして考えれば、100マイルの方が過酷だと思います。 あれほど長い距離では、何が起きるか分かりません。 身体的にも精神的にも、調子が良くなったり悪くなったりします。その浮き沈みとうまく付き合うことが、とても重要なんです。 60マイル地点ではひどい状態だったのに、80マイル地点で不思議と復活することだってあります。 一方、サブ3のフルマラソンは、まったく別の難しさがあります。 失敗が許される余地がほとんどありません。 スタートからゴールまで、かなり厳しいペースを維持し続けなければならないからです。 一度うまくいかなくなると、立て直すチャンスはほとんどありません。 私は幸運にも100マイルレースを何度も完走し、2005年から毎年サブ3も達成してきました。 でも、年齢を重ねるにつれて、その継続はますます難しくなっています。 ですから、一回の挑戦としては100マイルの方が厳しいと思います。 しかし、毎年サブ3を達成し続けることは、長期的にはもっと大きな挑戦だったと思います。 ⸻ 一度の過酷さと、続けることの難しさ 「100マイルの方が、一回のレースとしては過酷」 「でも、毎年サブ3を続けることの方が、長期的には大きな挑戦」 スティーブさんのこの答えが、特に印象に残りました。 記録だけを見れば、2時間45分22秒、100マイル完走、マラソン3回優勝、21年間連続サブ3。 どれも驚くような数字です。 でも、その数字の向こうには、走ることを40年以上続けてきた一人の人間の生活があります。 16歳で走り始め、仕事や日常の中に走る時間を作り、年齢とともに変わっていく身体と向き合いながら、今も目標を追い続ける。 Runner’s Ringsが大切にしているのは、まさにこうした積み重ねです。 走った距離だけでなく、その人が走ってきた人生を残すこと。 スティーブさんの物語は、その価値を改めて教えてくれました。 Steve Speirsさんの活動 スティーブさんはランニングに関する文章も執筆し、自身のブログ「Run Bulldog Run」で発信しています。 Blog: https://runbulldogrun.com InstagramやXでも活動しています。 このインタビューに快く協力してくださったスティーブさんに、心から感謝します。 そして、60歳での新たなサブ3挑戦を応援しています! Thank you, Steve! ※本記事はSteve Speirsさんご本人から寄せられた回答をもとに、日本語に翻訳・編集したものです。レース実績・記録はご本人の申告によります。
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